ただし、劇団のメンバーで書道をまともに習っていたのは私だけなので、必然的に私にお鉢が回ってくるワケで(^-^;)
銘を入れると言っても筆で書くのではなく、焼きごてで文字を焼き付けていくので間違えても修正は効きません。
絶対に失敗は許されないプレッシャーに、士剣流の生徒さんの分は後回しにして劇団員の分を先にやっちゃうコトにしました。
万が一失敗したら「あらら、ごめんね~♪」で済まそうという魂胆です、ハイ。
まずは、刀の鍔(つば)から数センチ上に『士剣流』の文字を入れる作業から開始。
鎬筋(しのぎすじ)と峰(みね)の間=鎬地(しのぎじ)と呼ばれる幅わずか数センチの場所に『士剣流』の三文字を縦書きにします。
もともと文字がデカい私には正直ハンデがでかい。。。
特に「流」の文字が書きにくいのなんのって・・・・・。
それでも書いていくにつれて少しずつ慣れていったのか、最終的にはなかなかいい感じに仕上がりました♪
私にしては大健闘☆ |
それが終わると今度は柄(つか)の部分に一人一人の名前を入れていきます。
木刀の表面の微妙な凹凸に苦しみながら、数時間かけてやっと全員の木刀に名前を入れて、全作業が終了。
やっぱり自分の名前が刻まれると、愛着が湧いて稽古にも身が入る気がします♪
でも唯一失敗したのが、よりによって自分の木刀だったりするんだけど・・・・・。
「里」の文字がいびつなカタチになっちゃった(T◆T) |