2017年9月23日土曜日

合否の基準

私自身がプロデューサーとなって「劇団の枠を超えて大規模な作品を作り上げる」という、これまでにないプロジェクトが動き出したのは昨年3月。

自分でデザインした公式サイトを立ち上げ、載せる宣材写真にも貪欲にこだわり、手さぐりながらも「やりたいコトを、やりたいように」やってきました。


その頃からでしょうか……。
タダでさえ遅れ気味の私のブログが、さらに動かなくなってきたのは(遠い目)

TAFプロデュースを始めてからというもの、とにかくプロジェクトの進捗状況を周知するという目的に走るあまり、ブログよりもSNSでの投稿に思いっきり偏ってました……。

海よりも深~く反省しております。。。

ですがこの1年と半年、劇団員をはじめ企画に賛同して集まってくれた俳優陣やスタッフ陣などと一緒に歩むうちに、それまで見えていなかったモノが見えるようになってきました♪

とくに自分が主催となってキャストを選ぶ立場になってからは、
・オーディションでどんな役者が受かりやすいのか。
・逆にどんな役者がハジかれてしまうのか。
など、主催者側が求める人材がおぼろげながら分かってきた気がします。
もちろん応募者全員を合格させるわけにはいかないワケで、合否を判断するには「実力」「個性」などいろんな要素を見てからになるんでしょうが……。

ウチが合否を決める際に『不採用』になっちゃう人には、おおむね以下のような傾向があります。

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・細かい質問メールを頻繁に送ってくる。
  ⇒こちらがメールで送った事前説明を、ちゃんと最後まで読んでください。

・当日、道に迷って電話してくる。
  ⇒こちらも審査準備で忙しくて、いちいち相手してられません。

・言葉づかいや態度が悪い。
  ⇒礼儀をわきまえない人とは、いい作品が作れると思えません。

・声量が圧倒的に小さい。
  ⇒客席に届かなきゃセリフ言う意味がないし、とくに大劇場では使いモノになりません。

・できない時の言い訳が多い。
  ⇒どんなに言い訳しようが、それがアナタの実力です。

・新選組の舞台なのに「土方歳三」「斎藤一」「山﨑烝」などの人名が読めない。
  ⇒基本的な人名ぐらい覚えてきましょう。つーか、なぜ受けにきた?!そして、なぜ受かると思った?!!!

・道に迷って開始時間に遅れてきた上に、「まだ履歴書を書いてないので、他の人の審査中に記入したい」などと抜かす。

  ⇒ と っ と と 帰 れ (ー"ー# ) 

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ハッ、いかんいかん……久々に「ブラック伊緒里」が出てしまった。
なんか最近疲れてるのかな、ふぅ~。

もちろん過去に不採用になった方のなかには、充分に実力があるにもかかわらず「個性に合うキャラクターが作品中に無い」など、コチラ側が泣く泣く不採用にした人もいらっしゃいます。
ま、そういう実力ある人は上に書いたようなコトはまずやりませんし、ウチに受からなくても別のチャンスはいくらでも掴めるんですがね。

それにしても……昨年のMIBUROキャスト募集の際、書類審査の自己PRで「昔から新選組が大好きで~うんぬんかんぬん」と長々書いていた人が、いざ実技審査の時に「土方歳三」を読めなかったのには、さすがに唖然としましたが。。。

ま、アレですね……どんな世界でもそうでしょうが、人前で恥をかかない程度の知識は身に着けていないと絶対に大成しませんよ、ええ。

久しぶりのブログだったもんで、いろいろ溜まってたモノを吐き出してみました……。

ずっとブログをサボっててごめんなさい。

そして、これからもヨロシク♪