一応、各国から1団体しか出られないので実質「Japon」と書いてあったら、私たち「劇団SAKURA前戦」のことだったりする。
前回(2005年)に行った時には、F-1のモナコグランプリのスタート地点の目の前にある劇場「Theatre de Variete」でやらせてもらったので、
「今度もそこでやれるかな~」
「やらせて欲しいなぁ・・・」
などとと淡い期待を抱いてはいた。
ようやく昨日、モナコ事務局側から細かい公演日程や、それぞれの劇団が使う劇場がどこなのかが送られてきた。
書類をよ~く見てみると、「Theatre de Variete」を使う国の名前に「Japon」が無い。
う~ん・・・・今回は残念ながら、前回使った劇場は使えないらしい。
その代わりに書いてあったのは、「Salle Garnier」の文字。
ん・・・・・コレって、どこの劇場だ?
っていうか、そもそも何て読むの?コレ。
と思いながらネットで検索していくと、こんな写真が出てきた。
モナコ公国モンテカルロ地区にそびえ立つ豪華な劇場 |
夜景にひときわ映える「Salle Garnier」 |
この建物について調べてみると、あのパリのオペラ座を設計したシャルル・ガルニエ氏が1879年にモナコ公国に建てたモノらしい。
劇場と同じ建物の中に国営の高級カジノも入ってるそうな。
2009年には、先日亡くなった市川團十郎と海老蔵父子もここで公演してる・・・・・。
ちなみに劇場の中は、こ~んな感じ。
ここで私たちがやるの?・・・・ホントに? |
や、ヤバイ・・・・・とんでもない劇場で芝居やる事になっちゃったよ。
しかも演劇祭に招待された24カ国中、その劇場でやれるのは――
日本(劇団SAKURA前戦) イギリス イタリア
の3ヶ国のみ。
こりゃ下手なモノは絶対にお見せできないぞ・・・・・。
っていうか私たちだけで行くのは、正直言って勿体なくない?!
――というわけで、急遽「モナコに行きたいヒト、この指と~まれ!」的なオーディションをやろうと思います。
まことに申し訳ありませんが、ギャラは一切出せません。
っていうか逆に、モナコまでの往復の旅費とホテル代(合わせて20万前後)を出していただきます。
ただし、現地での食事は全部ついてますけど♪
上演する演目は――
新選組を題材にした「サンセット・ダイアリーズ(旧題:サンセット・シンドローム)」
劇中チャンバラがあるので、殺陣ができる人を優先してお連れします。
「え?・・・・・カネ取るの?しかも20万も?!」
と思う人は、オーディションに来てくださらなくて結構です。
だって20万ですよ?!
逆に20万ぽっちでモンテカルロのガルニエ劇場の舞台に立てて、おまけにモナコ観光までできるんですよ!
モナコGPのコースやモナコ王宮で遊びまくりですよっ?!
しかも、恐ろしいことに・・・・・・ウチの儲けは一切無しっ!!!(← ここが最重要ポイント)
つまり私たちは――、
やる気がある俳優さんたちと、楽しく有意義な海外公演がやりたい!!!
と思っているだけなんですっ。
この劇場に立てることの意味や価値を理解できる方だけ、ふるってオーディションにご参加ください♪
もちろん、出演者に選ばれた方は、この劇場の舞台に立つというコトをご自身の経歴として存分に活用してください!
ちなみに滞在日数は、5泊6日。
渡航期間は、2013年8月19日~28日(移動含む)。
当然のごとく、観光もします!(キッパリ)