公演後のバタバタもようやく落ち着いてきたので、そろそろサボっていたモナコレポートを開始!
じつは今回のモナコ公演で私が個人的に楽しみだったのが、参加国が勢ぞろいする盛大なパーティー。
ざっくりとパーティーの流れを説明すると――
1.豪華な会場で次々に運ばれてくるフルコースメニューをいただく
↓
2.突然始まるサプライズゲストのきらびやかなショーを堪能
↓
3.いろんな国から集まった各国の参加者と交流
とまあ、そんな流れです。
パーティー会場は8年前と同じく、岬にたたずむ「スポルティングクラブ」。
スポルティングクラブ外観 |
外から見てもかなり豪華な建物なんですが、内部に入るとさらに豪華絢爛な別世界。
天井や壁にLEDか何か埋め込まれているのか、どこもかしこも美しく光っていて、しかも刻々と模様が替わります。
おまけに壁も天井も電動で開閉するようになっており、全部開け放つと地中海に浮ぶ豪華客船やモナコの美しい夜景が一望できるという・・・・・何とも心にくい演出。
パーティー会場内 |
しーかーもっっっ!
今回、演劇祭事務局が私たちに用意してくれたテーブルは、なんと会場のド真ん中・・・・・。
さらに床が一段高くなっているので、ステージが真正面で見られる絶好のポジション!
ここが日本(私たち)のテーブル・・・・光栄すぎ。 |
なんか特別扱いされてる感じにオドオドしつつも、フランス料理のフルコースをお腹一杯いただき、コーヒーでひと息ついていると、会場内の照明がゆっくりと暗くなってきた。
「うおっっ?!いよいよサプライズゲストのお目見えか?
この前は『アリス・クーパー』っていうイカしたオジさんだったけど、
今回のゲストは誰かな~っ?」
と、一同ワクワクしながら登場を待つ。
まず最初に始まったのは、イケメンと美女ぞろいの華麗なダンスパフォーマンス♪
リバーダンスやタップダンスやフラメンコなど、「世界演劇祭」の名にふさわしく世界各国の踊りを次々と見せてくれました。
照明や映像を使った派手な演出に加え、ダンサーたちの実力とオーラがもの凄くて、どう考えてもラスベガスで大枚はたいて見るレベルのダンスショー。
ダンサーがポーズを決めるたび、到るところから「Bravo!」の声や歓声が沸き起こり、会場中が異様なボルテージに。。。
ひとしきりダンスを堪能し、「いいモン見せてもらったね♪」と私たちもかなり機嫌でした。
すると一転して今度は落ち着いた照明に変わり、おもむろにステージに現れたのはマイクを持った4人の美女。
美しいドレスを着てアイルランド民謡を朗々と歌い上げる彼女たちを見ながら、とんでもないことに気づいた私。
「あれ?この人たち・・・・どっかで見たことある。
まさかとは思うけど・・・・・この人たち、ケルティック・ウーマンじゃない?」
ケルティック・ウーマンとは、アイルランド民謡やケルト音楽を中心に唄い、美貌と美声で世界中で大人気の女性ボーカルグループです。
フィギュアスケーターの荒川静香がエキシビションとかで滑ってる曲「You Raise Me Up」を唄ってる人たちって言った方が、日本の人には分かりやすいかな?
じつは私も大好きで何枚かCDも持ってるんですが、「そのご本人様たちが目の前にいる!」というとんでもない状況に思わず泣きそうになりました。。。
この時ばかりは、心の底から神様に感謝しましたよ。
もちろん日本人なので、あくまでも八百万(やおよろず)の神様にですが・・・・・。
美声と美貌を兼ね備えた4人。うらやましい・・・・・。 |
おかげで素晴らしいショーが終わっても興奮はなかなか収まらず、その後もハイテンションで国際交流をつづけました。
あ・・・・・そうそう。
そのとき話しかけてくれたイスラエルの人たちに貰ったポストカードの写真が、
「ナザレ」という、イエスキリスト生誕の地の風景だったなぁ。
うーん。。。
なんか今思い返してみても、いろいろと神がかりな夜でした(^-^;)