2014年8月12日火曜日

念願の!

「ネコ」「ごはん」「芝居」の3つ以外に、ワタシが夢中なモノ。

それは・・・・・・・

脱出ゲームっっ!!!!

要するに――

とある閉ざされた空間(部屋,牢屋,船室など)から、室内にある数々の手がかりや道具を使って脱出する

というだけのシンプルな「頭脳ゲーム」。

WEB上に無料で脱出ゲームを出来るサイトがいくつもあるので、ワタシは毎日新しいゲームがアップされていないかをチェックしている。
自他共に認める「飽き性」なワタシが、不思議なことにコレだけは何年も欠かさない。
あまりに好きすぎて事務所のPCでもヒマを見つけては『閉じこめられている』ので、代表・池田建太に見つかる度に、「あっっ!また閉じこめられよる!Σ( ̄ロ ̄lll)」とツッコまれている・・・・・。

そんなワタシが何年も前から気になっていたのが、実際の空間を使って行われる「リアル脱出ゲーム」という、まさに夢のようなイベント。

でも、劇団内で一緒に行ってくれそうな人はいない。
かと言って、知らない人と組んでナゾ解きってのも寂しい・・・・・。

そんなある日、たまたま見つけてしまったのがコレ。

とある城塞都市からの脱出

人気アニメ「進撃の巨人」とコラボしたリアル脱出ゲーム。

ウチの平井紀子と関聡美は「進撃」の大ファンで、いつもコンビニの進撃キャンペーンでしか手に入らないグッズをキャアキャア言いながら集めている。
案の定2人もチェックしていたようで、それとなくワタシが話を切り出すと声をそろえて「行ってみた~い!」とのこと。

しめしめ・・・・( ̄ー ̄)フフフ 作・戦・成・功!

だが、限られた時間の中でゲームを有利に進めるためには、共に脱出を目指す仲間は一人でも多い方がいい。
いくつもの暗号を解読し、それをもとにナゾ解きするコトを考えれば、とにかく「頭の切れる人物」が絶対必要!!!


と、いうワケで――

ウチの頭脳派・池田建太をムリヤリ巻き込んで、総勢4人での「リアル脱出ゲーム初挑戦」となったのである!!!

イベント会場は、ヤクルトスワローズの本拠地・神宮球場。

初めての神宮球場をパチリ♪

この円形の野球場を、「進撃の巨人」の城塞都市の一部に見立ててるってワケですね。


チケットとパンフレット♪パンフの中身は内緒。

入り口でパンフレットをもらい、球場内、いや城塞の内部に足を踏み入れると、なんと巨人化したエレンが爆睡中。

こちらが巨人化したエレン。こら!起きろ!!!

参加している1,400人の顔ぶれをぼんやり見ていると、どうやら「進撃の巨人ファン」は8割ぐらい。

ワタシをはじめ残りの2割の人たちは、

「何でもいいからナゾをくれ!ナゾをっっ!!!(▼皿▼メ)

って感じで目をギラギラさせている「脱出中毒患者」と思われる・・・・。

それでも、ヤクルト戦の時にはスコアボードにもなる大きな電光掲示板に「進撃の巨人」の映像が流れると、ファンの人たちと一緒にテンションが上がりはじめる。


ネタバレは絶対禁止の公演なので詳しい内容は書けないが、4人で城塞内部を駆けずり回ってかき集めたいくつものナゾを手がかりに、今度は人工芝に座り込んで必死に暗号を導き出す。

結局、一番最後の謎を解けないままタイムアップ・・・・・。
我々以外にもあちこちから聞こえてくる「うわぁ~っ!!!終わった~!!!」という悲鳴。

すかさず司会の登場でナゾの解説と答えが発表されるのだが、解けなかった面々はさぞやガッカリ・・・・・と思いきや――、

その誰もが納得のナゾ解説を聞いて

「あ~!そっかぁ~!!うわぁ(≧∇≦)やられた~っ♪

と、なぜかみんな嬉しそう。

そう!!!

茂木健一郎先生じゃないが、人間の脳は難しいコトを必死に考えている時にも快感を覚えているのだ。
たとえ問題が解けなくても、その答えを聞かされた時に「そうだったのか!」と思うコトも、脳にとっては心地よい刺激=快感となって伝わっている。

脱出できた人はもちろん、脱出できなかった人も気持ち良くなれるのが「リアル脱出ゲーム」の凄さ。

なによりも、今回の一番の収穫は劇団の仲間にナゾ解きの面白さを分かってもらえたこと。
頭を使うのが大好きな池田建太に至っては、「この次のイベントって、いつ頃開催?」とか聞いてきたりして、リアル脱出ゲーム自体に興味津々という感じ。
どうやら秋に行われるリアル脱出ゲーム「夜の遊園地からの脱出」に参加する気マンマンである♪


ふふふふふ・・・・・・ナゾ解き中毒(ジャンキー)の世界へようこそ。