2017年10月17日火曜日

D.I.Yやってみた!

福岡から東京に移り住んで丸6年。
当初から借りている稽古場+事務所の内装は、これまで自分たちで工夫しながらコツコツやってきました♪

しかし。。。。

その中でたった一か所、全く手を付けていない場所があったんです……。



そう!!!トイレっ!!!

私たちが入る前の内装のままなので、床も壁もタバコのヤニやなんやかんやで汚れてるし。。。
しかも2011年の震災を経ているためか、砂壁にはヒビまで入ってます(T□T)

そこで劇団員の泉水静紀ちゃんと私の二人でD.I.Yチームを結成し、9月初旬に果敢(無謀?)にもトイレの全面リフォームをすることに!!!
「全面」と言ってもさすがに便器を変えるわけにはいきませんので、天井、壁、床、窓際などシロウトでもやれそうな箇所を手当たり次第にやっつけていきましたw

まず手始めに、一番広範囲の作業が必要となる砂壁を攻略することに。。。

Before ‐砂壁-

とにかく長年のヤニ汚れやヒビの目立つ暗~い砂壁を明るく変身させてみようかと。。。
ホームセンターで購入した「うまーくヌレール」という、職人じゃなくても簡単に塗れる漆喰を使ってみました。


その成果がコレ!


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After -漆喰壁-

じゃじゃ~んっ!!!
照明の具合でちょっと分かりにくいですが、見事に真っ白でヒビのない明るい壁に変身しました!!!

職人さんが壁を塗る際に使うコテのようなものは使わず、100均のゴム手袋を使って手で塗ったので仕上がり的には凹凸が目立つ感じですが……。
私たちのなかでは「南仏(プロヴァンス)風に仕上がった♪」ということで、結構満足してますw

さて次は、大きな窓。。。

Before -窓-

この暗くて無機質な感じ、、、なんか変なパイプも装着されてるし……。
防犯のため外側からスチール板で蓋をされているせいで暗くて、じつは入った当初からずっと気になってたんです。
とはいえ、手っ取り早くスチール板を外して光が入るようにしたところで、今度は防犯面で致命的な結果になりそうですしね。。。

そこで考えた末に、意味不明なパイプはひとまず撤去し、窓を大きなブラインドで隠すことにしました。


その結果がコレ。


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After -窓際-

思い切って明るいグリーンのブラインドで隠してみました。
色がちょっと明るすぎるかな?とは思いましたが、以前の暗さが嘘のように変わったので一応は合格点です♪

右に見えるのは、これまたD.I.Yで作ったラック。
それまでは予備のトイレットペーパーや芳香剤などのストックが丸見えだったので、リフォームついでに工夫して作ってみました!

まだまだリフォームは続きますよ~っ!
次は、トイレドア!

Before -ドア内側-

工事途中で撮ったのでノブがついてませんが、このドアもかなり年季の入った感じです。
ドアごと取り換えるとお金がかかるので、リメイクシートを貼ってイメージチェンジすることに。。。


その成果がコレ!


↓↓↓↓↓↓↓


After -ドア内側-

どうだ!!!!
木目柄を選んでみましたが、かなりイメージ変わりましたよね?ねっ?!

なにせ漆喰を塗った壁が南仏風に仕上がってしまったもので、それ以外の箇所も意図的に「ダメージ加工」寄りに持って行った感は否めません……。
実はこの「リメイクシート」というヤツがかなり貼りやすく、柄もたくさんあったので、飽きたら別のに貼り換えてもいいかな~と思ってます。

ちなみに木の風合いのドアノブは、池田建太が選んで取り付けてくれました♪

いよいよ最後は、床!!!


Before -床-

どうしても、長年の汚れが目立ってきてますね。。。

そこで印象がガラリと違うクッションフロアに貼り換えることにしました!


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After -床-

テラコッタ調のクッションフロアなので、以前よりは汚れも目立ちにくくなるかな?
便器とクッションフロアの継ぎ目はちゃんとシリコンパテで埋めて、水や汚れが入り込まないように配慮してます♪

ちなみに、腰壁にはタイル柄の壁紙を貼って仕上げました。
トイレットペーパーホルダーとタオルハンガーも、衛生的な感じのモノに取り換えました。
照明もセンサー付きのLED電球に換えたので、明るくなったうえに省エネにもなってます!

以上で、トイレリフォームの全行程が終了~♪

その都度デザインを考えながら行き当たりばったりで作業したにしては、以前とはガラリと印象が変わりましたよね?!
途中で足りないモノを買いに行ったり、漆喰が乾くのを待ったり、殺陣教室がない日を選んで作業をしたので、ガッツリ一週間くらいかかりました(汗)

でも、トイレが綺麗になったので劇団員や殺陣教室の生徒さんがすっっごく喜んでくれました(^^)/おほほほっ
まあ、、、ヘタに居心地良くなりすぎたのか、池田建太がトイレからなかなか出てこなくなりましたが。。。


この作業で完全に調子に乗った我々「SAKURA前戦D.I.Y隊(二人だけど…)」は、次にランドリースペースのリフォームをもくろんでますっ!!!

それはまた、別のお話~♪

2017年9月23日土曜日

合否の基準

私自身がプロデューサーとなって「劇団の枠を超えて大規模な作品を作り上げる」という、これまでにないプロジェクトが動き出したのは昨年3月。

自分でデザインした公式サイトを立ち上げ、載せる宣材写真にも貪欲にこだわり、手さぐりながらも「やりたいコトを、やりたいように」やってきました。


その頃からでしょうか……。
タダでさえ遅れ気味の私のブログが、さらに動かなくなってきたのは(遠い目)

TAFプロデュースを始めてからというもの、とにかくプロジェクトの進捗状況を周知するという目的に走るあまり、ブログよりもSNSでの投稿に思いっきり偏ってました……。

海よりも深~く反省しております。。。

ですがこの1年と半年、劇団員をはじめ企画に賛同して集まってくれた俳優陣やスタッフ陣などと一緒に歩むうちに、それまで見えていなかったモノが見えるようになってきました♪

とくに自分が主催となってキャストを選ぶ立場になってからは、
・オーディションでどんな役者が受かりやすいのか。
・逆にどんな役者がハジかれてしまうのか。
など、主催者側が求める人材がおぼろげながら分かってきた気がします。
もちろん応募者全員を合格させるわけにはいかないワケで、合否を判断するには「実力」「個性」などいろんな要素を見てからになるんでしょうが……。

ウチが合否を決める際に『不採用』になっちゃう人には、おおむね以下のような傾向があります。

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・細かい質問メールを頻繁に送ってくる。
  ⇒こちらがメールで送った事前説明を、ちゃんと最後まで読んでください。

・当日、道に迷って電話してくる。
  ⇒こちらも審査準備で忙しくて、いちいち相手してられません。

・言葉づかいや態度が悪い。
  ⇒礼儀をわきまえない人とは、いい作品が作れると思えません。

・声量が圧倒的に小さい。
  ⇒客席に届かなきゃセリフ言う意味がないし、とくに大劇場では使いモノになりません。

・できない時の言い訳が多い。
  ⇒どんなに言い訳しようが、それがアナタの実力です。

・新選組の舞台なのに「土方歳三」「斎藤一」「山﨑烝」などの人名が読めない。
  ⇒基本的な人名ぐらい覚えてきましょう。つーか、なぜ受けにきた?!そして、なぜ受かると思った?!!!

・道に迷って開始時間に遅れてきた上に、「まだ履歴書を書いてないので、他の人の審査中に記入したい」などと抜かす。

  ⇒ と っ と と 帰 れ (ー"ー# ) 

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ハッ、いかんいかん……久々に「ブラック伊緒里」が出てしまった。
なんか最近疲れてるのかな、ふぅ~。

もちろん過去に不採用になった方のなかには、充分に実力があるにもかかわらず「個性に合うキャラクターが作品中に無い」など、コチラ側が泣く泣く不採用にした人もいらっしゃいます。
ま、そういう実力ある人は上に書いたようなコトはまずやりませんし、ウチに受からなくても別のチャンスはいくらでも掴めるんですがね。

それにしても……昨年のMIBUROキャスト募集の際、書類審査の自己PRで「昔から新選組が大好きで~うんぬんかんぬん」と長々書いていた人が、いざ実技審査の時に「土方歳三」を読めなかったのには、さすがに唖然としましたが。。。

ま、アレですね……どんな世界でもそうでしょうが、人前で恥をかかない程度の知識は身に着けていないと絶対に大成しませんよ、ええ。

久しぶりのブログだったもんで、いろいろ溜まってたモノを吐き出してみました……。

ずっとブログをサボっててごめんなさい。

そして、これからもヨロシク♪