昨日8月25日は、池田建太の誕生日!
何をあげたら喜ぶか分からなかったので、とりあえず手っ取り早く建太の好きなウナギをご馳走することにしました。
とは言え、夕方から殺陣教室の予定だったので遠くに食べには行けそうもない。。。
そこで二人が向かったのは、葛飾区柴又にある「川甚」という老舗の川魚屋さん。
江戸時代からつづく伝統あるお店で、夏目漱石や谷崎潤一郎などの文豪も作品に描いた超有名店らしいです。
近代文学があまり好きではない私にとっては、あまりピンと来ませんでしたが・・・・。
ただし――
映画「男はつらいよ」の一作目で、さくら(倍賞千恵子)とヒロシ(前田吟)が結婚式を挙げた場所だと知ってからはテンション上がりっぱなし。
中学・高校時代に「私の理想の男性像は寅さん!」と豪語していたワタシにとっては、聖域ともいえるような場所だったんですね♪
誕生日の人(建太)よりも浮かれ上がったテンションで、ランチコース「花」を注文。
ワクワクしながら待つこと15分――
テーブルに運ばれてきたのは、なぜか松花堂弁当みたいな料理・・・・・。
「ん?メニューの写真こんなんだったっけ?」と不審に思い、おそるおそる店員さん(おばちゃん)に尋ねてみると、
店員さん「あらっ!!!私が早とちりしたみたい!ごめんなさいね!」
そう言って、イヤな顔一つせずお皿を下げ始めた。
その後も料理が来るまでの間、何度も「あと少しで出来るから、待っててね♪ごめんなさいねっ」と気遣ってくれる。
その店員さんの応対に
『いいよいいよっ!どんだけでも待つよぉ~♪』
と、逆に予期せぬハプニングを楽しむ余裕まで生まれる始末。
運ばれてきた料理の味も、2割り増しぐらいに美味しく感じました(^◆^)/
遅れてやってきたご馳走「花コース定食」 |
福岡では川魚ってほとんど食べたことがないので、鯉こくと鯉の洗い(お刺身)はほぼ初体験。
思った以上にクセがなくて美味でした☆
以下、食事中の会話――
私「ミスって誰でもするけど、その後の対応でこうも気分が違うモンなんやね。気分がいいと料理も美味しいよね♪」
建太「そうやねぇ。そういえば吉兆ってさ、なんで潰れたん?」
私「ああ・・・・吉兆ね。もともと食べ残しを使いまわしてたのが問題になったんやけど、何より一番マズったのは謝罪会見での女将のささやきがマイクでダダ漏れ――(以下略)」
と、二人してマジメな顔で『もう存在しないお店の危機管理』についての反省会に終始。
今思えば、せっかくのご馳走が台無しの内容だった気が(T-T)
川甚さん・・・・ごめんなさい。。。
寅さん・・・・・・・ごめんなさい。。。
さくらさん・・・・ごめんなさい。。。
ヒロシさん・・・・・ごめんなさい。。。
おいちゃん、おばちゃん・・・・・ごめんなさい。。。
タコ社長・・・・・(以下略)
よしっ!!!来年は駒形の「どぜう鍋」でも食べに連れて行こーっと!!!