そこでウチの父と叔母たちは、ある人(祖母方の親戚筋だと思う)から突然こんなことを告げられた。
「アナタたちの体にはロシア人の血が流れているのをご存知?」
いきなり飛び出した意外な言葉に、父や叔母たちは「はぁ?いきなりナニ言い出すの?」となったそうだが、その人曰く――
祖母方のご先祖に白人のロシア人男性がいて、その人は彫りの深い顔をした(当たり前か・・・)体が大きな人だったそうだ。
どうやら彼は幕末ごろの人で、とある大名のお抱え力士、要するに「相撲取り」だったらしい。
父も叔母たちも生まれてからずーっと自分たちを「ザ・日本人」だと信じて疑わなかったので、突然明かされた事実に一同驚愕。。。
たしかに父も叔母たちも日本人のわりに髪や目の色が茶色っぽく肌が白かったので、子どもの頃から「ガイジンみたい」と周囲にからかわれてた、と聞いたことがある。
ワタシ自身、芝居で和モノの役(義経とか)をする時には、茶色い地毛をわざわざ美容室で黒っぽく染めているくらいなので、いざその話を聞かされても「あ~、やっぱり」と逆に納得いくコトだらけ。
ただし、いくらロシア人の血が混じってようが、ワタシの代まで薄まっちゃうと顔の造作はほとんどペッタンコなんだけど(笑)
さらに父は、その事実を教えてくれた人から――
「アナタの頭のかたちは日本人には無い。おまけにレーニンと同じ禿げかたなのでロシアでは『レーニンはげ』と呼ぶらしい」
と言われたそうだ。
昨夜わざわざ父みずから電話をかけてきて、嬉しそうにそう言っていたwww
ずっと薄毛に悩んでいた父にしてみれば、初めて自分の頭部を誇りに思った瞬間だったろうと思う。
父が見出した最後の希望=ウラジーミル・レーニン |
まあレーニンだかプーチンだか知らないが、いくら大物の名前をくっつけたところでハゲはハゲなんだけどさ。。。
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