心配になりネットで調べてみたら、肥満気味のネコは高い場所から飛び降りる際に、自分の体重を支えきれずに関節や筋肉を痛めることがあるらしい・・・・・。
うちのさくちゃんは誰の目から見ても、立派なおデブ猫。
まず一番に考えられるのは、ベッドから飛び降りる時に「ぐきっ!」っとやっちゃった可能性である。
うちのベッドは通気性を良くするため、一般的なベッドより若干高さが出るように組み立ててある。
ほぼ毎日ワタシとベッドを共にする(ウフフ♪)さくちゃんがベッドから飛び降りる際には、体にかなりの負荷がかかるハズ。
うぁあああああっ!!!
自分の都合ばかり考えて、さくちゃんのコトを全く考えていなかったおのれを激しく嫌悪。。。
・・・・・・ごめんね、さくちゃん。ホントにごめん(泣)
お馬鹿なママを許してね(;_;)ウッ
ネコちゃんたちをみっともないほど溺愛しているワタシとしては、もちろん早急に対策を講じる必要がある。。。
早速、ホームセンターでペット用の階段を購入。
かわいい肉級マークつき☆ |
帰宅後すぐベッド横に設置すると、早速さくちゃんに使い方をレクチャー。
私「いい?ベッドに乗る時はこの階段を昇って、降りるときもここからねっ。
さくちゃん、分かった?・・・・・ねえ、聞いてる?」
さく「スンスン・・・・スンスンスンスン(=・ェ・=)???」
不思議そうに階段の匂いを嗅いでいるさくちゃんに困り果てるワタシ。
すると、そんなワタシを横目に女王ネコ・あんずが悠然と階段を使ってベッドの上へ!
私「そうっ!そうよっっ!さすがはあんちゃん!!!
どう?さくちゃん!降りる時も今あんちゃんが通ったところから降りるんだよ?
階段じゃないところからドスンはダメよっ。ね?」
さく「・・・・・スンスンスン(=・ェ・=)スンスンスンスンスンスンスン」
私「あのぉ・・・・・・・お、お願いしときますね」
通じてるかどうかはさておき、おのれの使命はきちんと果たしたワタシ。
山を一つ乗り越えた満足感に浸りながら、その夜もさくちゃんを抱いたまま眠りに落ちたのだった。
ワタシの腕まくらにウットリのさくちゃん。羨ましいだろ~♪ |
そして、次の日の朝――
私「ぐ~ぐ~ぐ~」(爆睡)
もそ。
・・・・・・・もそもそもそ・・・・・・
どっすん(←?)
私「んあ?(パチッ)・・・・・むにゃむにゃ、ぐ~ぐ~ぐ~」(二度寝)
パリ・・・・・・パリパリ
・・・・パリパリパリパリ
パリパリパリパリパリパリパリパリパリパリパリパリ!!!
私「はっ!(起床)・・・・・・な、何この音?」
聞き慣れない音の出所を確かめようと体を起こした時、ベッド横に驚愕の光景が!!!
なんと階段を「爪研ぎ」と勘違いしたさくちゃんが、せっせと爪を研いでいたのであるっ!
ドヤ顔で絶賛パリパリ中☆ |
いやぁああああああああっっ!!!!
悲鳴をあげて止めるワタシの顔を、不思議そうに見つめるさくちゃん。
なーに?どうしたの? |
ワタシがいつも叱るときに使っている「ダメ」という言葉を聞き、ようやくコレが「爪研ぎ」ではないらしいコトを理解したご様子。
(必死に説明)ふんふん。あ、ダメなの? |
あ~あ、間違えちゃった・・・・。 |
半泣きになっているワタシの機嫌を取ろうと、今度は精一杯の「可愛いでしょ攻撃」を繰り出す『しましま毛玉』。。。
ほらっ、お手々そろえたら可愛いでしょ?ねっ? |
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