2011年3月31日木曜日

さくら咲いた。




事務所近くの公園で、桜の花が咲いているのを見つけました。


まだ三分咲きといったところですが、日本中が悲しみと不安に沈んでいても、春は相変わらずやってくるんだ・・・と思うと、涙が出るほど嬉しかったです。


今年ほど桜の開花を待ち望んだ年はこれまで無かったかも・・・・・。


2011年3月は、これまで日本人がずっと「当たり前」だと思っていたことが、じつは「そうではなかった」コトを思い知らされた三週間だった気がします。




きれいな水を飲めるのは当たり前。


電気を気兼ねなく使えるのも当たり前。


帰る家があるのも当たり前。


家族と笑いあえるのも当たり前。


そして・・・・・明日が来るのも当たり前。




でもそれがとんでもない勘違いで、そのすべてがいつ消えても不思議じゃない「有り難いモノ」だったコトに気づく。


これまで、きれいな水を飲む時に誰かに心から感謝しただろうか?


電気を使うときに、どこかでそれを生み出している人たちのコトを考えただろうか?


あたたかい家に帰れるコトを有り難いと思えただろうか?


家族に感謝して毎日を過ごしていただろうか?


そして・・・・・毎日を悔いなく生きていただろうか?


そんなコトを自分に問いかけながら、日本中の人が毎日を生きて行けたら、きっと日本はこれまでとは比べモノにならないくらい素晴らしい国になるんじゃないかと思います。




ずっと前から私が好きだった動画があります。


http://www.youtube.com/watch?v=CX5iZx7FIok&feature=related


コレを見ると、毎回涙がポロポロ出てきて、そして最後には元気になれるんです。




もうそろそろ落ち込むのは止めて、これからをどう悔いなく強く生きるかを考えねば・・・・・。




今年も日本人が大好きな桜の季節がやってきます。




地震や津波のように、人の命を奪うのが「自然のチカラ」なら、桜の花のように人の心を癒すのも「自然のチカラ」。




いつか日本中の人たちの心に、桜の花びらのように「幸せ」が舞い降りますように・・・・・。

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