2015年4月21日火曜日

猫、シカトする

帰宅直後、どんなに疲れていても私が欠かさずにやること・・・・・・それは床チェック。

ネコ飼いの人なら分かると思うが、ネコちゃんはとにかく吐く(-。-;)
喉を盛大にガッコガッコ言わせながら、飲み込んだ毛玉や食べたばかりのカリカリを所構わず吐きまくる!
飼いはじめた頃は、床に落ちているブツにきづかずウッカリ踏んでしまうこともしばしば・・・・・。

だが慣れた今では、部屋の電気を点ける前から

「あ・・・・・今日はやってるな」とか
「今日は大丈夫そうだな♪」とかが分かるようになってきた。

やらかしてる時は、大抵ネコちゃんが玄関に出迎えにきてくれない。
いくらワザとではないとは言え、床を汚しちゃったことにネコちゃんなりに「うしろめたさ」を感じてるらしいw


昨日も帰宅した私が声をかけても、さくちゃんはまったく目を合わせようとしない。


私「あんちゃんさくちゃん、ただいま~♪」

あん「にゃにゃ~ん♪」

さく「・・・・・・・・・・・」



私「・・・・・あれ?おーい、さくちゃ~ん(^◇^)/」

さく「・・・・・・・・・・・・・・・」


ふーん、そう。

ブツが床にあるうちは、甘える気分じゃないっていう無言のアピールね。

了解了解。

早速、ブツの片付けに着手。

ティッシュできれいに拭いて、トイレに流す。

そして再び、さくちゃんに声をかけてみる。


私「ほら~☆キレイになったね(^―^)」

さく「・・・・・・・・・・・・・・・・」

私「さくちゃんのゲー(ブツのこと)は、ママちゃんが無い無いしたよ♪」

さく「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

私「どうした?ママちゃん怒ってないよ?」

さく「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」




いかん・・・・・・こりゃ当分寄って来ないな。


すかさず作戦変更。

おもむろにバッグをあさり「ヘアゴム」を探す私。

私が使う「ヘアゴム」や「パッチン留め」は、子供の頃からさくちゃんの大好物☆

身支度の最中にいつの間にか持って行かれ、「返せ~!この泥棒ネコ~(≧◇≦;)/」という私の悲鳴が我が家では毎朝のようにこだまするのだ。


そう。
ヘアゴムで釣ればヤツは必ず寄ってくる・・・・・・俺には分かる。

そして、バッグからヘアゴムを取り出した瞬間!



・・・・・・・・・・・こうなった。






早っっっ!
なおかつ、近っっっっ!!!



ふふ・・・・・・やはりな。

所詮、ネコはネコ。
大好物を前に、ゲーしてしまったことなどとっくに忘れているようだ。

ヘアゴムをゆっくり動かすと、それに合わせてジーッと追いかけてくる視線。




なんという集中力。。。

さらにヘアゴムを動かす。




あ、やば・・・・・・獲物を狙うハンターの目になってきた。

そう。
一度スイッチが入ったさくちゃんは、もはや誰にも止められないのだ。

そして今宵も、疲れた体にムチ打ってネコちゃんと追いかけっこをする羽目になる私であった。。。




2015年4月9日木曜日

SAKURA咲け咲け~♪

今年も桜の咲く季節になりました。

気温も少しずつ温かくなってくるので、心も体も動きたくてウズウズしてくる季節でもあります。


そこで早速個人的なニュースなんですが、11月末に舞台への外部出演が決まりました(^―^)v

東京の劇場にしては大きなホールなので、大舞台にふさわしい存在感ある演技をしよう・・・・と、早くも緊張気味。。。
せっかくキャストに選んでいただいたからには、やっぱり期待には応えたいんです、どーしても!

でも、不安や困難がないところには決して「達成感」も生まれないモンね!
大好きだったNHK朝ドラ「マッサン」のセリフじゃないけれど、「人生はまさにアドベンチャー」!

いつまでもドキドキやワクワクを感じられる生き方をしたいと願う今日この頃です。




さて早いもので、劇団のみんなと東京に越してきて今年の夏で4年になります。


福岡時代からのファンの皆さん、送り出してくれた友人や家族たち、そして温かく迎えてくれた近所の人たちや東京で頑張っている演劇仲間たち、いろんな人たちに支えられてようやくここまで来ました。

そして何より、私たちのもとに集まってくるたくさんの笑顔がこの4年間の私たちを支えてくれました。

稽古場にもスモークマシンやムービングライトなどの機材が充実してきて、昨年秋にはようやくお客さんを招いての公演ができるまでに。。。


今や、私たちには専用の稽古場もあり、小さいけれど専用の劇場もある。
オリジナルの脚本も書けるし、海外で公演しようと思えば長年培ったノウハウもパイプもある。


そう・・・・・長い準備期間はそろそろ終わりです。









いよいよ今年―― 
新しいプロジェクトに向かって本格的に動き出します。

福岡からの仲間に加え、東京で出会った仲間たちとこれからどんな作品を生み出していけるかワクワクしています♪

詳細がちゃんと決まり次第、すぐにアップするつもりです!

楽しみにしといてくださいね~~(^◇^)/

2015年3月28日土曜日

スキー最高!

生まれも育ちも九州なもんで、これまでほとんどウインタースポーツをやってこなかった私。

唯一の雪山経験が、高校の修学旅行で富山にスキー合宿に行ったことぐらいでしょうか。

それが「そろそろウインタースポーツに挑戦しよう!」との代表・池田建太の発案で、昨シーズンから時間を見つけては何度か行くようになりました♪


そこでまず悩んだのが、スキーにするか、スノボにするかということ。

スノボは、単純に流行ってるしカッコいい!
ストックが必要なスキーに比べて、自分のボードも比較的安価で買えるしね。

でもリフトを降りた場所で腰を下ろし、せっせとボードを装着する手間が・・・・心底めんどくさい。
とにかく面倒なことが嫌いな私にとっては、その「たったひと手間」がモノすっっごいストレス。

逆に、スキーにはそれがない。
スキー場に滞在している時間内に一回でも多く滑走することを考えると、スノボよりスキーのほうが遥かに時間のロスが少ないとの判断から、結局スキーを選択。


そして今週はじめ、やっと劇団メンバーみんなでの1泊2日のスキー・スノボ旅行が実現しました!


みんなウェアだけは、いっちょまえ♪

しゃがんでないで滑ろうよ・・・・。

全身コーディネート完璧な池田建太

はしゃぎすぎ!


写真を見てお気づきかもしれませんが、私以外は全員スノボ。。。


ふんっ!いいもん、いいもん!

私は自分のポリシーを貫くのさ!


さあ!腰をおろしてボードをつけてる愚民ども!

リフトから降りてそのまま颯爽と滑りはじめる、カッコいい私を見ろ!


斜面をボーゲンでズリ落ちる、カッコいい私を!!!


(* ^ ▽ ^ *) ぎゃははははっ!!!


・・・・・・・( T ▽ T ) アハハ・・・・( ||| _  _ )ハハ・・・


ハァ ―(- Д - ;)― ァ・・・上手くなりたい。。。


ピースしてる場合じゃないぞ!

2014年12月25日木曜日

よりみち終了!

23日に「よりみちシアター☆クリスマス公演」が無事に終了!

年末にもかかわらず見に来てくださった皆さま、本当にありがとうございました♪


でも思い返せば、この3カ月はかなりバタバタ。。。

10月の「よりみちシアター初公演」を皮切りに、11月は殺陣でのイベント出演、そして先日終了したクリスマス公演。

おまけに殺陣イベントで披露したのが新作だったので、殺陣の練習と並行して「衣裳作り」までしなければならず……当然のように毎晩徹夜で針仕事。

眠気と戦いながら頑張った甲斐があり、なんとか派手な衣裳ができました♪


でも……そのおかげでネコちゃんたちの相手があまりできず、寂しい思いをさせてしまったみたい。

自宅でせっせと衣裳を作っていると、私の真横ではこんなコトになってました。

布地のうえに堂々と鎮座。。。

材料に使う布地を乗せたアイロン台のうえに、何の迷いもなく居座るあんちゃん……。

叱ることもできず、なんとか優しく説得して降りてもらい、ようやく作業を再開。



その後、数時間チクチクチクチクチクチクチクチク。



ふと目の疲れを感じ、軽く目を閉じて休憩していると、急にヒザのうえにズッシリとした重みを感じる。。。。


目を開けると、そこには私の顔をまっすぐに見つめる瞳が!!!

じ~~~~~っ

全然相手をしてくれない私に腹をたてた、デブネコ・さくらちゃん。

真正面からガッツリと抗議の視線を飛ばしております。


案の定、どう言ってもヒザから降りてくれず、そのうちウトウトと眠りだしてしまう始末。。。

ウトウトしはじめるさくちゃん。。。

結局、その日は作業を中断してネコちゃんたちと遊ぶしかありませんでした(T◆T)

疲れや睡魔だけでなく、2匹のネコちゃんたちの妨害とも戦いながら作り上げた衣裳がコレ!!!


なんとか完成♪

かなり激しい動きの殺陣でしたが、着くずれもなく動きやすい衣裳に仕上がりました☆


でも、もう当分衣裳作りは遠慮したい……かな。


2014年10月28日火曜日

鎌倉~江の島観光☆

劇団初のアトリエ公演「よりみちシアター」も無事に終わり、ようやく時間的余裕ができた10月19日。

高校時代ブラスバンド部で仲の良かった友達が東京へ遊びにくるというので、東京で就職した友達と女三人で鎌倉日帰り旅行に行くことに♪


まずは定番の鶴岡八幡宮にお参り。

この日は天気が良かったせいもあって、まだ10時過ぎにもかかわらずたくさんの人が参拝に来ていた。

鳥居からつづく長い参道

参道をテクテク歩いていくと、目の前に大きな建物が・・・・・・。

ここは舞殿(まいでん)と呼ばれる、呼び名のそのまんま舞を舞うところ。


舞殿

かつて兄・源頼朝に追われていた義経を想って、静御前が命がけで義経を恋い慕う歌を唄いながら舞をまったことでも有名。


「よしのやま 峰の白雪ふみわけて 入りにし人の 跡ぞ恋ひしき」

だったかな・・・・うろ覚えだけど。


義経役をやったワタシとしては、なかなか感慨深いモノがありました( ̄-  ̄ )ウーム

まあ、女優としては静御前のほうがやってみたかったけどね・・・・(泣)


その後、小町通りで「しいたけのフライ」にかぶりつき、ワッフルのおいしいカフェで軽くお茶をしてから、江ノ電に乗って江の島へ向かう。

その途中、鎌倉高校前駅で下車。

駅のすぐそばにあるのが、しばしば映画や漫画で使われる有名なこの風景。

スラムダンクにも出てたよね♪

やはり海外でも日本の漫画人気は健在らしく、中国や韓国からの観光客の人たちが必死に写真を撮りまくるカップルの姿が目立ってました。

イチャつくカップルを横目に、女三人組はふたたび江ノ電で江の島へ。

天気が良くて、おまけに風が気持ちい~い!

好天にテンションが上がりまくった女三人組、迷わず江の島名物のタコせんべいの行列に並ぶ。


デカくてアツアツ!

手のひらサイズだったけど、思ったより薄かったのでペロリと食べられました。

サムエル・コッキング苑の展望台にのぼり、江の島を一望。


さっき渡ってきた弁天橋

夕日を見るために灯台に向かったハズが、途中のお店で生しらす丼を食べることに。


生と釜揚げのハーフ&ハーフ

結構楽しみにしてたんだけど、実際に食べた生しらすは思ったより風味が少なかったかなぁ。

割り箸だと隙間から落ちてスッゴく食べにくいし、上からかけるショウガ醤油は生しらすの生臭さをごまかす役割なのか、ただただしょっぱいだけ。

玄界灘の魚を食べて育った女三人組には、今ひとつパンチが弱い食べ物という印象しか残りませんでした。

意外に釜揚げしらすの方が、適度な歯ごたえがあってフワフワで美味しかったです!

この次は釜揚げしらす丼にしようと心に決めた九州オンナでした♪

2014年9月16日火曜日

カリスマ

昨日、練馬区江古田のカフェで舞台制作会社「J-Stage Navi」主催の会合に出席。

そこには都内の劇団やユニットを率いる劇作家・演出家など十数名が集まり、劇団SAKURA前戦からはワタシが出席することに。

今後の集客や宣伝方法などについて話し合われる、きわめてマジメかつ建設的な会合だった。

それなのに、自他ともに認める『お喋りオンナ』なワタシが声を発したのは、ほぼ自己紹介の時だけ・・・・という、まさに「借りてきたネコ」な状態。

みんなが真剣に経験談や意見を出しあっている中、なぜかワタシ一人だけ議題そっちのけでソワソワソワソワ。

うん、ダメだよね・・・・・。

せっかく参加させてもらった会合なんだし、自分の考えやアイディアを出して議題に集中しなきゃいけないコトは分かってる。

そう!もっと積極的に、もっとワタシらしく!

ほら!前向きな意見を言うのよ、伊緒里!

ほらぁ~、なんかあるでしょうが!コレだっていうアイディアがっ!

うーーーーーーん。

えっとねぇ~。

えっとぉ~~~( °   °   ) ボーーーーーーーーーっ


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい、やっぱり無理でした。

結局、末席で大した意見も言えず相づちを繰り返すだけで会合が終わる。


ワタシが議題にほとんど集中できなかった理由・・・・・・・・それは――

会合の出席者の中に、あの「高橋いさを」さんがいたから!!!!!


「劇団ショーマの高橋いさを」と言えば、演劇をやっている人は誰もが知っているカリスマ劇作家。


じつは何を隠そうワタシの記念すべき初舞台は、高橋いさをさんの書いた「バンク・バン・レッスン」なのです(〃∇〃) エヘヘ

東京ではあちこちの小劇場で毎日のように演劇の公演が行われているけど、福岡などの地方都市で演劇と触れあうには「戯曲」を読むのが一番の近道。

ワタシが福岡の紀伊国屋書店でこの戯曲を見つけ、その軽妙なストーリーや登場人物の滑稽さに店内にもかかわらず大声で笑ってしまったのも、今となっては懐かしい思い出。

それまでのワタシが『演劇』に対して勝手に抱いていたイメージ――
「こむずかしい」
「思想を押しつけられる」
「とにかく暗い」
などの思い込みが、完全にひっくり返った瞬間でした。

なんだ・・・・・演劇って楽しくっていいんだ。
バカバカしくっていいんだ!
エンターテインメントで全然いいんだ!!!

そう。
ワタシにとっての芝居の入り口は、間違いなく「高橋いさを」なのです。

そして今、そんなスゴい人と同じ議題に向き合っているワタシ!(向き合えてなかったけども・・・・)

お芝居を続けててホントに良かった(。>_<。


そのあと数人で居酒屋に流れたんですが、もちろんそこでも緊張して高橋さんとはほとんど喋れず・・・・・・。

だが別の人と喋っている高橋さんの口から、「コッポラ」とか「ソニー」とか「フレド」という名前が出たのをワタシは聞き逃さなかった。

映画「ゴッド・ファーザー」は子供の頃から大好きで何回も見ているので、「コレだったら話題に入れる!」と意を決して会話の中に。

「ゴッド・ファーザー」に始まり、「地獄の黙示録」「ローマの休日」「ターミネーター」「キック・アス」など様々なジャンルの映画談義に花が咲き、気づくと「さっきまでの緊張はなんだったの?」ってくらいベラベラ喋ってました♪

おまけに高橋さんのことを、いつの間にか「いさをさん」って呼んじゃってるし。

いさをさんの全く気取らない雰囲気のおかげで、いろんな映画の話を楽しく聞かせてもらえました。

ちなみに、いさをさんが一番好きな映画は「大脱走」。
スティーヴ・マックイーンやリチャード・アッテンボロー出演の、誰もが知る3時間超の娯楽大作。

いさをさん曰く、「脱走」という作業と「芝居づくり」という作業はスゴく似ているんだそうな。

脱走は、一人の言い出しっぺが発端となって、色んなクセのある囚人(捕虜)たちが一つの目標に向かってそれぞれの役割をせっせとこなし、穴掘りやカムフラージュなどの長い準備期間を経て、いざ脱走決行!って流れ。

芝居づくりも、脚本・演出家が「こんな芝居を作りたい!」という呼びかけに集まった個性的な役者やスタッフがそれぞれの役割の果たしつつ、稽古や宣伝などの長い準備期間を経て、いざ本番!って流れ。

その説明を聞いて、「あっ、たしかにそうだ~!」と納得しきり。

おまけに計画を成し遂げるまでは、「いつ頓挫するか」「誰がヘマをやらかすか」と終始ヒヤヒヤしっぱなしってのも、共通点っちゃあ共通点かな・・・・・ハハハ。

ほとんど映画の話題で盛り上がりつづけ、気づくと終電まであとわずか。

いさをさんとのツーショット。( ̄ii ̄)鼻血ブー

別れの間際、いさをさんに「どんなカタチでもいいからお芝居を手伝わせてください!」とちゃっかりお願い。

もし、そうなったら嬉しいなぁ~♪

そりゃ役者で出れれば最高だけど、たとえ弁当の買い出しでも小道具作りでも何だってやっちゃうよ~!!

夢見心地で帰りの電車に揺られながら、いさをさんとご一緒できる日を妄想するワタシw

今はとにかく「10月のアトリエ公演を成功させよう!」そう強く心に誓うのであった。

2014年8月12日火曜日

念願の!

「ネコ」「ごはん」「芝居」の3つ以外に、ワタシが夢中なモノ。

それは・・・・・・・

脱出ゲームっっ!!!!

要するに――

とある閉ざされた空間(部屋,牢屋,船室など)から、室内にある数々の手がかりや道具を使って脱出する

というだけのシンプルな「頭脳ゲーム」。

WEB上に無料で脱出ゲームを出来るサイトがいくつもあるので、ワタシは毎日新しいゲームがアップされていないかをチェックしている。
自他共に認める「飽き性」なワタシが、不思議なことにコレだけは何年も欠かさない。
あまりに好きすぎて事務所のPCでもヒマを見つけては『閉じこめられている』ので、代表・池田建太に見つかる度に、「あっっ!また閉じこめられよる!Σ( ̄ロ ̄lll)」とツッコまれている・・・・・。

そんなワタシが何年も前から気になっていたのが、実際の空間を使って行われる「リアル脱出ゲーム」という、まさに夢のようなイベント。

でも、劇団内で一緒に行ってくれそうな人はいない。
かと言って、知らない人と組んでナゾ解きってのも寂しい・・・・・。

そんなある日、たまたま見つけてしまったのがコレ。

とある城塞都市からの脱出

人気アニメ「進撃の巨人」とコラボしたリアル脱出ゲーム。

ウチの平井紀子と関聡美は「進撃」の大ファンで、いつもコンビニの進撃キャンペーンでしか手に入らないグッズをキャアキャア言いながら集めている。
案の定2人もチェックしていたようで、それとなくワタシが話を切り出すと声をそろえて「行ってみた~い!」とのこと。

しめしめ・・・・( ̄ー ̄)フフフ 作・戦・成・功!

だが、限られた時間の中でゲームを有利に進めるためには、共に脱出を目指す仲間は一人でも多い方がいい。
いくつもの暗号を解読し、それをもとにナゾ解きするコトを考えれば、とにかく「頭の切れる人物」が絶対必要!!!


と、いうワケで――

ウチの頭脳派・池田建太をムリヤリ巻き込んで、総勢4人での「リアル脱出ゲーム初挑戦」となったのである!!!

イベント会場は、ヤクルトスワローズの本拠地・神宮球場。

初めての神宮球場をパチリ♪

この円形の野球場を、「進撃の巨人」の城塞都市の一部に見立ててるってワケですね。


チケットとパンフレット♪パンフの中身は内緒。

入り口でパンフレットをもらい、球場内、いや城塞の内部に足を踏み入れると、なんと巨人化したエレンが爆睡中。

こちらが巨人化したエレン。こら!起きろ!!!

参加している1,400人の顔ぶれをぼんやり見ていると、どうやら「進撃の巨人ファン」は8割ぐらい。

ワタシをはじめ残りの2割の人たちは、

「何でもいいからナゾをくれ!ナゾをっっ!!!(▼皿▼メ)

って感じで目をギラギラさせている「脱出中毒患者」と思われる・・・・。

それでも、ヤクルト戦の時にはスコアボードにもなる大きな電光掲示板に「進撃の巨人」の映像が流れると、ファンの人たちと一緒にテンションが上がりはじめる。


ネタバレは絶対禁止の公演なので詳しい内容は書けないが、4人で城塞内部を駆けずり回ってかき集めたいくつものナゾを手がかりに、今度は人工芝に座り込んで必死に暗号を導き出す。

結局、一番最後の謎を解けないままタイムアップ・・・・・。
我々以外にもあちこちから聞こえてくる「うわぁ~っ!!!終わった~!!!」という悲鳴。

すかさず司会の登場でナゾの解説と答えが発表されるのだが、解けなかった面々はさぞやガッカリ・・・・・と思いきや――、

その誰もが納得のナゾ解説を聞いて

「あ~!そっかぁ~!!うわぁ(≧∇≦)やられた~っ♪

と、なぜかみんな嬉しそう。

そう!!!

茂木健一郎先生じゃないが、人間の脳は難しいコトを必死に考えている時にも快感を覚えているのだ。
たとえ問題が解けなくても、その答えを聞かされた時に「そうだったのか!」と思うコトも、脳にとっては心地よい刺激=快感となって伝わっている。

脱出できた人はもちろん、脱出できなかった人も気持ち良くなれるのが「リアル脱出ゲーム」の凄さ。

なによりも、今回の一番の収穫は劇団の仲間にナゾ解きの面白さを分かってもらえたこと。
頭を使うのが大好きな池田建太に至っては、「この次のイベントって、いつ頃開催?」とか聞いてきたりして、リアル脱出ゲーム自体に興味津々という感じ。
どうやら秋に行われるリアル脱出ゲーム「夜の遊園地からの脱出」に参加する気マンマンである♪


ふふふふふ・・・・・・ナゾ解き中毒(ジャンキー)の世界へようこそ。