2011年12月20日火曜日

日本アニメの凄さ

今日は朝から仕事をバタバタと済ませ、午後は近くの映画館で『Friends もののけ島のナキ』を観てきました♪

「ALWAYS三丁目の夕日」の山崎監督の作品なので、ずーっと楽しみにしていました。

物語は怪物たちと人間の子供の交流を軸に描かれているので、見る前はピクサー映画の「モンスターズインク」みたいな展開なんだろうなぁ~と、思っていたのですが。。。


ちがった・・・・・全然ちがった。

アニメと言えども日本映画は深いのだ・・・・。


ひょんなコトから物の怪の棲む世界に迷い込んでしまった人間の男の子「コタケ」。
成り行きでコタケの面倒を見るはめになった「ナキ」と「グンジョー」の物の怪コンビ。
はじめは嫌々のハズだった二人だが、次第にコタケに対する愛着が湧き始め・・・・と、ココまでは「モンスターズインク」と似た展開。

特に人間の男の子「コタケ」の可愛らしさは、まさに殺人級・・・・・。

私は2Dの回を見たのですが、映像もアニメとは思えないほど美しくて感動。
今度は3Dで観てもいいかなぁ~と思っちゃいました。



でも・・・・・でも・・・・・、
楽しく微笑ましい前半とはうって変わって、後半の衝撃的な展開はあまりにツラくて悲しくて。。。

日本人なら誰でも知っている有名なお話を下地にしてるんだけど、こうやって質の高い映像作品にされると、その物語の持つ本当のチカラが分かります。


見返りを求めない愛や友情って・・・・なんて悲しくて美しいんだろう。


子供向けアニメだと思って甘くみてた。
・・・・・ホントに涙が止まらなかった(T-T)

私の斜め前に座っていた4歳ぐらいの女の子は、いきなり「うわぁ~ん!うわぁ~ん!」と声をあげて泣きはじめ、エンドロールが終わってもずっと泣いていました。
その純粋な姿に、さらにもらい泣き。。。

そうです!小さな子供でも大泣きしちゃうぐらいに、切なくて美しい物語なんです!

振り返れば今年も200本以上の映画を観てきましたが、私にとっては今年一番の映画でした。


間違いなく「日本映画ってスゴイんだぞ!」と世界に胸を張れる映画だと思います♪


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