2013年12月18日水曜日

会いたかった~っ♪

昨日、韓国から懐かしい人がわざわざ稽古場に尋ねてきた。

韓国・チュンチョン市で「劇団DOMO」の代表をしているファン・ウンギ氏☆


ファンさんを取り囲んで「いいね!」をやってみた。。。

国は違っても「劇団で食べていくコトの難しさ」を知っている仲間として、私たちのことをいつも気に掛けてくれている同世代の大切な友人です。


この劇団DOMOのスゴいところは、「自分たちの専用劇場」を持ちながら、スタッフや制作業務をおこなう会社も運営しつつ、海外・国内公演をバンバンやっている点。

そうっ!!!
ファンさんは今や俳優・スタッフ合わせて25人の社員を食べさせてる正真正銘の実業家。

最近は世界中のアートフェスティバルを楽しむツアーをコーディネートする「旅行会社」まで立ち上げ、今後は半数を占める女性社員のために「保育所」を作り、社員や地域の女性達が子育てしながら不安なく働けるようにしていくそうだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・スゴい。

一見穏やかな顔をして物腰も優しいのに、経営者として常に新しいコトに挑戦しているファンさんに会うたび、いつもワクワクが止まらなくなるワタシ。


事務所でお茶を飲みながら、劇団DOMOのメンバーの近況を聞く。

「ええ~っ!チェ・ウンソンが結婚?!しかも赤ちゃんまで!!!」
「イム・スニはもう二人目を出産だとぉ?!!!」

などと大盛り上がりで楽しい時間を過ごせました♪


日韓関係がどこまで冷え込んでるかは知らないが、国は国、ウチはウチ。

これからも面白いコトを一緒にやっていけたら最高です☆


2013年9月26日木曜日

モナコ体験記~パーティー編~

モナコ公演から帰ってきて、早いものでもう1ヵ月。

公演後のバタバタもようやく落ち着いてきたので、そろそろサボっていたモナコレポートを開始!


じつは今回のモナコ公演で私が個人的に楽しみだったのが、参加国が勢ぞろいする盛大なパーティー。

ざっくりとパーティーの流れを説明すると――


1.豪華な会場で次々に運ばれてくるフルコースメニューをいただく

       ↓

2.突然始まるサプライズゲストのきらびやかなショーを堪能

       ↓

3.いろんな国から集まった各国の参加者と交流

       
とまあ、そんな流れです。

パーティー会場は8年前と同じく、岬にたたずむ「スポルティングクラブ」。


スポルティングクラブ外観

外から見てもかなり豪華な建物なんですが、内部に入るとさらに豪華絢爛な別世界。

天井や壁にLEDか何か埋め込まれているのか、どこもかしこも美しく光っていて、しかも刻々と模様が替わります。

おまけに壁も天井も電動で開閉するようになっており、全部開け放つと地中海に浮ぶ豪華客船やモナコの美しい夜景が一望できるという・・・・・何とも心にくい演出。


パーティー会場内

しーかーもっっっ!

今回、演劇祭事務局が私たちに用意してくれたテーブルは、なんと会場のド真ん中・・・・・。

さらに床が一段高くなっているので、ステージが真正面で見られる絶好のポジション!

ちなみに前回はモナコ国王「アルベール公」がお座りになってた場所だったりする。。。


ここが日本(私たち)のテーブル・・・・光栄すぎ。

なんか特別扱いされてる感じにオドオドしつつも、フランス料理のフルコースをお腹一杯いただき、コーヒーでひと息ついていると、会場内の照明がゆっくりと暗くなってきた。


「うおっっ?!いよいよサプライズゲストのお目見えか?

この前は『アリス・クーパー』っていうイカしたオジさんだったけど、

今回のゲストは誰かな~っ?」


と、一同ワクワクしながら登場を待つ。


まず最初に始まったのは、イケメンと美女ぞろいの華麗なダンスパフォーマンス♪






リバーダンスやタップダンスやフラメンコなど、「世界演劇祭」の名にふさわしく世界各国の踊りを次々と見せてくれました。

照明や映像を使った派手な演出に加え、ダンサーたちの実力とオーラがもの凄くて、どう考えてもラスベガスで大枚はたいて見るレベルのダンスショー。

ダンサーがポーズを決めるたび、到るところから「Bravo!」の声や歓声が沸き起こり、会場中が異様なボルテージに。。。

ひとしきりダンスを堪能し、「いいモン見せてもらったね♪」と私たちもかなり機嫌でした。



すると一転して今度は落ち着いた照明に変わり、おもむろにステージに現れたのはマイクを持った4人の美女。




美しいドレスを着てアイルランド民謡を朗々と歌い上げる彼女たちを見ながら、とんでもないことに気づいた私。


「あれ?この人たち・・・・どっかで見たことある。

まさかとは思うけど・・・・・この人たち、ケルティック・ウーマンじゃない?」


ケルティック・ウーマンとは、アイルランド民謡やケルト音楽を中心に唄い、美貌と美声で世界中で大人気の女性ボーカルグループです。

フィギュアスケーターの荒川静香がエキシビションとかで滑ってる曲「You Raise Me Up」を唄ってる人たちって言った方が、日本の人には分かりやすいかな?

じつは私も大好きで何枚かCDも持ってるんですが、「そのご本人様たちが目の前にいる!」というとんでもない状況に思わず泣きそうになりました。。。

この時ばかりは、心の底から神様に感謝しましたよ。

もちろん日本人なので、あくまでも八百万(やおよろず)の神様にですが・・・・・。


美声と美貌を兼ね備えた4人。うらやましい・・・・・。

おかげで素晴らしいショーが終わっても興奮はなかなか収まらず、その後もハイテンションで国際交流をつづけました。

あ・・・・・そうそう。

そのとき話しかけてくれたイスラエルの人たちに貰ったポストカードの写真が、

「ナザレ」という、イエスキリスト生誕の地の風景だったなぁ。


うーん。。。


なんか今思い返してみても、いろいろと神がかりな夜でした(^-^;)


2013年8月28日水曜日

モナコから帰国

帰ってきました。。。セレブの殿堂「モナコ」から。

帰ってきました。。。両さんの住む町「亀有」へ。


8年前は余裕がなかったからか、正直あんまり楽しめなかった私・・・・・。

しかし、今回はたった一人でモンテカルロを散策したり、知らないお兄ちゃん(イタリア系)にフェラーリを触らせてもらったりと、思いっきりモナコを満喫しまくりました~!!!


今回は・・・・・とにかく凄かった。

一流の劇場と一流のスタッフ、そして一流の演劇祭。
そして、自分たちがそこに招いてもらえるという栄誉・・・・・。

本番のこと、パーティーのこと、公演が終わっての周囲の反応などなど、もちろん書きたいことは山のようにあるんですが、今はとにかく本番で使った衣裳や小道具を劇団員総出で片付け中。


洗濯した着物にアイロンかけたり、ヒモを外したり。
干す場所が足りずに、即席の物干しでしのぐ・・・。

明日いっぱいは掛かりそうですが、この作業が落ち着いたら、モナコ公演の詳細を怒涛のようにご報告します!

もう少し待っててね~♪


2013年8月15日木曜日

モナコまで秒読み

お盆の期間中も「モナコ世界演劇祭」に向けて、ずーっと稽古していた私たち。。。

作品の仕上がり具合がなかなか順調な一方、芝居で使う刀(もちろんニセモノ)を経由する空港の税関で通過させるべく、書類作りに追われる日々・・・・・。


そんな中、私たちが本番を行なう劇場『モンテカルロ歌劇場』の舞台から客席をみた目線の写真を見つけました。


それがコレ↓↓↓





・・・・・こわっっっ!!!!!Σ( ̄ロ ̄lll)


何なの?このやりすぎなまでの豪華さは・・・・・。

我々のような「わびさび根性」が骨の髄まで染みこんじゃってる大和民族にとって、ここまでの豪華さはもはやアレルギー性の蕁麻疹が出ちゃうレベル。。。


ヤバイぞ。

こりゃ相当覚悟してかかんないと、本番中に呑まれちゃうんじゃないか?


てか、そもそも舞台上に工事用の足場組んで本番やっちゃって大丈夫なの?コレ。


ま、いいか・・・・・それを承知でウチを呼んだんだろうし。



2013年8月10日土曜日

自給自足~♪

モナコへの出発まであと10日。

おかげさまで稽古は順調に進んでますが、例のごとく間に合っていないのが衣裳や小道具などのスタッフ作業。。。。

今回は新選組が題材なので、着物や袴、二種類の隊服(だんだら)など、持って行く衣裳の量が半端じゃない(―。―;)

なので基本的に自分の衣裳の細工は、それぞれが自分でやることになるワケです・・・・・。


と、いうことでっっ――

稽古が終わったあと、みんなで夜中にせっせと『わらじ』を編んでますw

なんか昔の人っぽい♪

わらじも以前は買っていたんですが、今回から自分たちで作ってみようというコトにw


わらじを自分で作る利点としては――


1.単純に経費の節約になる

2.それぞれの足のサイズに合わせられる

3.・・・・・・あわよくば売れる( ̄ー ̄)ニヤリ


まあ、3番は半分冗談ですが、どっちにしろ「作り方を知っておいて損はない」という納得のうえ、みんな楽しく作業してます。


ちなみに使っている材料は、藁(わら)じゃなくて色つきのPPロープ。

藁だと使っているうちに擦りきれてクズが落ちやすいので、加工のしやすさと耐久性を考えてPPロープを選びました。


おんなじトコで時間かかりすぎ!!!


もともと手先が器用な方ではないので、昔から工作や家庭科の成績は今ひとつだったワタシ。


今回も案の定うまくカタチが整わず、細かい微調整だけで四苦八苦してました。。。

他の人たちが上手くコツを掴んでヒョイヒョイ編み上げている横で、おのれの不器用さを怨みながらひたすら手を動かす。

気がつくと2時間後には、一足分のわらじが出来上がってました!!!


・・・・・でけた(T◇T)

ところどころ失敗した部分はありましたが、それでも初めて自分で作ったわらじには愛着が湧きます。

これで時代劇をやる時には、いつでも自分で作れるゾ~!!!


・・・・・・・・ん?

ちょっと待て。。。


コレって・・・・・ひょっとして芝居のたんびに作るハメになるのでは?


めんどくさっっ!Σ( ̄ロ ̄lll)



2013年8月5日月曜日

8人の刺客

早いもので、モナコへの出発まであと2週間。。。

毎日、暑さや筋肉痛と戦いながら楽しく稽古に励んでます!

殺陣シーンで私を襲う刺客たちと談笑中ww

今回の沖田くんの殺陣は、これまでで最高人数の8人がお相手。

いざ斬り合いが始まったら最後、間髪入れずに四方八方から怒涛の攻撃が襲ってきます。。。


きゃあ!危な~い!

これまでの相手は通常が5人、最高でも7人までだったので、急に手数(てかず)が増えて憶えるのがホントに大変でした^-^;


殺陣しながらセリフだって言っちゃうよ♪


まあ、そのおかげで今までで最高に迫力あるシーンになってるから、文句はありません!

あ、そうそう。

ハードな振付のせいか、はたまた暑さで食欲がないからなのか、なんと稽古が始まってから数キロ痩せてしまいました。。。


まあ・・・・モナコ滞在中に確実に戻るとは思いますが。



2013年7月11日木曜日

すこぶる快調!

ただいま我々はモナコ公演に向けてシーン稽古に励んでおります。

今回の公演の出演者には、この世界で何年もやっている人から、舞台に一度も立ったことがないド素人まで混じっているので、当初は「足並みが揃うかな・・・・」と少々懸念してました。


ところがどっこい(←古っっ!)―――


いざフタを開けてみれば、それぞれが不得意な部分を持ち帰って次の稽古までにちゃ~んと自分で練習してくるんです。

いや、まあ・・・・・本来はそれが普通なんでしょうが、福岡時代には決して全員がそうではなかったモンで(^0^;)オホホホッ

つけてもらった殺陣の振りに、せっせと磨きをかけてるトコ♪

おかげで予定よりも稽古が早く進み、遅れていたスタッフワークに予定より早く取り掛かれます♪


そこで早速、数が足りないダンダラ(新選組の隊服)用の布を買いに、今日の午前中から日暮里まで行ってきたワタシ。

うだるような猛暑の中、日暮里駅から繊維街をテクテク歩いてお目当ての生地屋さんへ。


日暮里にある一番大きな生地屋「とまと」


冷房の効いた店内に入って一息つく間もなく、その品揃えの多さにビックリ・・・・・。

棚の最上部の布はどうやって取ったらいいの?コレ。。。。。


気の遠くなるほど膨大な量の布の中から、やっとこさ見つけたのがコチラ↓↓↓

これで3着の隊服が作れる♪


電車に乗って店に向かってる時には、「お店に生地があればいいけどなぁ・・・」と不安だったけど、正直言ってワタシが馬鹿でした。

日本一の繊維街をナメてました・・・・・ホントにすいません(土下座)

福岡にいた頃にお世話になってた大橋にある手芸屋さんもかなり品揃えが充実してたけど、ここはその比じゃなかった。。。


ビバ東京!

ビバ日暮里!!!



2013年6月25日火曜日

JCN足立に出演!

昨日正午すぎ、足立区を中心に放映されるケーブルテレビ局「JCN足立」を訪問。

そこのスタジオで地域情報番組『トピためっ!』に出演させていただきました♪

モニター画面を見ながら会話中

パーソナリティのお二人が笑いを交えながらガンガン話を盛り上げてくれたので、ほとんど緊張らしい緊張もなく和やかで楽しい収録でした^◆^/


左/竹内英樹さん 右/長澤美紀子さん


正直言って、ワタシはほとんど雑談ばっかりしてた感覚しかない・・・・・。

なのにいざ放映された番組を見ると、ごく自然な流れでモナコ世界演劇祭の話題や殺陣道場の宣伝などをちゃっかり盛り込んでくれてる。。。


・・・・・・さすがです。


おしゃべりしてる最中にもスタッフさんが稽古場での映像や舞台写真などもちょいちょい差し込んでくれており、なんだかとーっても魅力的な劇団に見えちゃってる。。。

テレビのちからでかなりの下駄を履かせてもらった感じ?

次は私たちが良い芝居を作って、モナコ公演の良い結果報告で恩返しができればいいな~と思っています!


2013年6月3日月曜日

念願の・・・・

本日、6月3日――本格的な夏にはまだ遠い、梅雨の晴れ間。

とうとう稽古場に念願のエアコンが付きました!

もちろん家庭用のじゃなくて、店舗用のデカいタイプ。

しかも床面積が稽古場スペースだけでも約100㎡(10m×11mぐらい)と結構広いので、踏ん張って2台付けてもらいました。

この場所に拠点を移して2年足らず。
コツコツお金を貯めながら、やっとこの日を迎えました(T◆T)

今まで劇団員にも殺陣教室の生徒さんにも、うだるような暑さと湿気のなかで練習させてしまってたので、これでやっと快適に過ごしてもらえます。

こげ茶色の天井に普通になじんでる♪

じつは福岡時代から、いつか自分たちの稽古場を持ちたいとは思ってたんです。

でも、ずっと使わせてもらっていた福岡市の練習施設「パピオ」は空調完備でキレイなのに使用料が激安だったので、その必要性をあまり感じてなかったのも事実。。。

おまけに大道具作る場所まであったし、職員さんたちは皆さん気さくで親切で・・・・・ホントに有り難かったです。

なので・・・・・拠点を東京に移すことを決めてから一番不安だったのが「稽古場の確保」。

福岡に比べて劇団が多い→稽古場を押さえにくいってコトになるだろうし、競争率が高いぶん料金もきっとお高めだろうし・・・・・。

だから拠点を移すのを機に専用の稽古場を持てば、その問題はとりあえず解決できる。
・・・・・でも、そんな場所がはたして23区内にあるのか?

ってな感じで、ダメもとで探しはじめて数週間後、不動産屋さんが頑張って見つけてくれたのがココ!

亀有駅から歩いて10分だし、柱が一本もない広い空間で、天井の高さも殺陣をやるのに充分。

比較的天井が高いおかげで、照明機材を吊っても圧迫感がないという嬉しいメリットも♪

LEDなので熱くならないし、フィルム無しで色も自由自在!

時々ですが役者に本番に近い雰囲気を感じてもらうため、贅沢にも照明をつけてシーン稽古をしたりもしてます。

将来的にどんどん照明機材を増やしスモークマシンも揃えて、ここでアトリエ公演ができるようにするつもり。


あぁ~っ!夢が広がるぅぅ~っっo(≧∇≦o)(o≧∇≦)o


2013年5月31日金曜日

稽古開始!

まだ5月なのに初夏を飛び越えてもう梅雨入り。。。

そんなうっとうしい天気の中、
いよいよ劇団SAKURA前戦はモナコ世界演劇祭に向けて動き始めました!

演目は、新選組を題材にした「サンセット・シンドローム」。

今回は海外用にタイトルを「Sunset Diaries(サンセット・ダイアリーズ)」と改題して上演します。


しかし勢いづいたのも束の間・・・・・・・つい数日まえ、諸事情により急遽フランス語字幕を投影しないことが決定。

よりによって世界各国から参加者や観客が集まる「世界演劇祭」の舞台で、日本語のセリフのみで勝負しなければならないコトになってしまった。。。

国内での公演ならいざ知らず、日本語が通じない海外での公演ではセリフの言い回しの上手さなんか何の意味もない。

今まで海外公演を積み重ねてきた経験から言うと、多少セリフがたどたどしくても訛りがあっても、素直な感情が顔や動作に表れる役者に人気が集まるモノなのです。

そういった条件をふまえて劇団内オーディションをおこない、なんとか全キャストが決定。


キャストが書かれたホワイトボードを撮影中

さらにキャスト発表のわずか数日後に、稽古場で客演の俳優さんやスタッフを交えた全メンバーでの顔合わせ。

中にはほとんど芝居未経験なのにメインキャストに選ばれてしまい、挨拶の時に緊張のしすぎで呼吸困難におちいるメンバーもいましたがw

そんなキャリアも出身地もバラバラな顔ぶれを眺めながら、

「なんかウマく行きそうな気がする!」

と心の中で密かにガッツポーズ♪


とは言え、もともと字幕ありきで考えていた今度の芝居。。。

字幕を出さないで観客にストーリーを分からせるとなると、いろいろと工夫しなければならないコトも出てくる。

ただ・・・・ウチには他の国にはない「チャンバラ」という武器(=逃げ道)があるので、
それらを駆使しながら日本の伝統的な装束や精神性なども伝えられたらいいな、とポジティブに考えてます。


早速、稽古場では本公演最大の見せ場とも言える「池田屋」のシーンを練習中。

池田屋のワンシーン

立ち位置や刀の構え方などが細かく付けられていくため、みんな憶えるのに必死です。

モナコ世界演劇祭まで3ヶ月弱。

全員ケガや事故がなく、無事に本番を迎えられますように。。。。


2013年4月30日火曜日

おやつ三昧♪

最近やけにホコリっぽいせいか、のどがイライラするワタシ・・・・・。

風邪だったらイヤだなぁ~とか思いながら、事務所のデスクをゴソゴソあさってみる――


・・・・・・・ん?・・・・・・・あっ!!!!!


ひきだしの奥深くから、劇団のメンバーが京都に旅行に行ったときに買ってきてくれた「れんげはちみつ飴」を発見!!!



新選組ゆかりの壬生寺で、ワタシだけに買ってきてくれた『沖田総司』の名前が入った飴。

食べるのがもったいなくて、しまい込んだまま放置していたのを今まですっかり忘れてた・・・・・。

早速1個頬ばると、こころなしかのどのイライラが治まった気がする♪


ふぅぅ~、助かったぁ。


もし幕末の時代にこの飴があったら、沖田も労咳が治ってたんじゃなかろうか・・・・とか、しみじみ考えながら2個目を頬ばるワタシ。



お察しのとおり、ワタシのデスクの中はほとんどお菓子ばかり入ってる(^-^;)

ちなみに最近のお気に入りはコレ。

玉ねぎのチップスが絶品!

野菜を素揚げしたような自然な甘みがやみつき。

コレも劇団員が教えてくれたヤツを試してみたら、ものの見事にハマっちゃいました♪

行きつけの100円ローソンで売ってるくせに、定価148円から下がったコトがない!


あ、そういえばセブンイレブンでこんなのも見つけた。

こっそり「九州発」って書いてある。九州以外には無いの?

昔懐かしの給食ムース!

「半分凍ってるぐらいが美味しいんだよねぇ~☆」とか思いながら、もちろん即買い。


そうやってお菓子を次々に衝動買いするワタシ・・・・・。


やっぱ疲れてんのかな・・・・ほら、疲れると甘いモノが欲しくなるって言うし(棒読み)



しかーしっ!!!!

そんなワタシでもなぜか買う気にならなかったモノがコレ。

昔はハッカ味が苦手でした・・・・。

近くのショッピングモール内の駄菓子屋さんで見つけて、

「うわぁ~!懐かしい~!」と手に取ったはいいが、ふとPOPを見ると――


あかん・・・・節子。ソレおはじきや(T-T)

よりによって販促のPOPに『おにいちゃんおなかすいた。ドロップなめたい・・・』って・・・・。


売る気あんのかっ!!!

涙でかすんで文字が読めんわっっ!!!


なんとなく節子のお骨が入ってる気がして、そっと棚に戻して店を出ました(合掌)



2013年3月31日日曜日

今夜もベッドイン☆

この頃あたたかい日が多いせいか、我が家のネコちゃんたちがワタシに付きまとうコトが少なくなってきた。

ワタシがせっせと整えたばかりのベッドの上で、優雅に午後のひとときを過ごす女王ネコ・あんず。

揺るぎない女王さまオーラを放つ、あんちゃん

なにせ我が家は「金本位制」ならぬ『ネコ本位制』を敷く、絶対君主の国。


王さま=ネコさま>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>下僕=人間(ワタシ)


という、カースト制度も真っ青の厳格なる身分制度のもと運営しております・・・・はい。

ですので、いざ下僕がベッドに入ろうと思っても、そこに女王様がいらっしゃる場合には当然のことながらベッドには立ち入れません。

もしムリヤリ入ろうモノなら、女王様の容赦ないネコパンチが炸裂し、小1時間はそっけない態度をとられるコト必至。。。(←ぶっちゃけこれが一番ツラい)

身の程をわきまえなかった己の愚かさを反省しつつ、しょんぼりと座椅子で反省するワタシ・・・・。

すると、座椅子横のコタツ布団の中から何かがモソモソと顔を出した。

冬眠明けのモグラ・・・・?


例によって、コタツの熱でノボせたらしい我が家のボケネコ・さくらちゃん。

両手を前に伸ばして、少しでも冷たい空気に当たろうとしておられます。

あんちゃんと同じお父さんお母さんから生まれたにもかかわらず、コチラからは女王さまオーラを微塵も感じないのは何故???

ちなみに、さくらちゃんの下僕用ベッドでの様子はコチラ。↓↓↓↓




筋金入りのボケネコ・さくらちゃんは、ワタシがベッドに入ろうとしても一切怒りません。

いや・・・・・というか目を覚ましてもくれません。



もちろん身分の低い下僕のワタシは、さくちゃんを起こさないようにそーっと布団にすべり込む。

そして、こっそりさくちゃんをモフりつつ、小さな寝息を聞きながら毎晩眠りに落ちるのです。



あれ?下僕って・・・・・案外しあわせ♪


2013年3月6日水曜日

血筋の秘密。。。

つい最近・・・・・というか今週の日曜日(3月3日)に親戚が集まる機会があり、祖母方の親戚たちが久しぶりに顔を合わせたらしい。

そこでウチの父と叔母たちは、ある人(祖母方の親戚筋だと思う)から突然こんなことを告げられた。


「アナタたちの体にはロシア人の血が流れているのをご存知?」


いきなり飛び出した意外な言葉に、父や叔母たちは「はぁ?いきなりナニ言い出すの?」となったそうだが、その人曰く――

祖母方のご先祖に白人のロシア人男性がいて、その人は彫りの深い顔をした(当たり前か・・・)体が大きな人だったそうだ。

どうやら彼は幕末ごろの人で、とある大名のお抱え力士、要するに「相撲取り」だったらしい。


父も叔母たちも生まれてからずーっと自分たちを「ザ・日本人」だと信じて疑わなかったので、突然明かされた事実に一同驚愕。。。

たしかに父も叔母たちも日本人のわりに髪や目の色が茶色っぽく肌が白かったので、子どもの頃から「ガイジンみたい」と周囲にからかわれてた、と聞いたことがある。

ワタシ自身、芝居で和モノの役(義経とか)をする時には、茶色い地毛をわざわざ美容室で黒っぽく染めているくらいなので、いざその話を聞かされても「あ~、やっぱり」と逆に納得いくコトだらけ。

ただし、いくらロシア人の血が混じってようが、ワタシの代まで薄まっちゃうと顔の造作はほとんどペッタンコなんだけど(笑)


さらに父は、その事実を教えてくれた人から――


「アナタの頭のかたちは日本人には無い。おまけにレーニンと同じ禿げかたなのでロシアでは『レーニンはげ』と呼ぶらしい」


と言われたそうだ。


昨夜わざわざ父みずから電話をかけてきて、嬉しそうにそう言っていたwww


ずっと薄毛に悩んでいた父にしてみれば、初めて自分の頭部を誇りに思った瞬間だったろうと思う。

父が見出した最後の希望=ウラジーミル・レーニン


まあレーニンだかプーチンだか知らないが、いくら大物の名前をくっつけたところでハゲはハゲなんだけどさ。。。



2013年2月9日土曜日

スゴイことになった!!!

今年の8月、モナコ公国で開催される「世界演劇祭2013」に出場する私たち。

一応、各国から1団体しか出られないので実質「Japon」と書いてあったら、私たち「劇団SAKURA前戦」のことだったりする。

前回(2005年)に行った時には、F-1のモナコグランプリのスタート地点の目の前にある劇場「Theatre de Variete」でやらせてもらったので、


「今度もそこでやれるかな~」
「やらせて欲しいなぁ・・・」


などとと淡い期待を抱いてはいた。


ようやく昨日、モナコ事務局側から細かい公演日程や、それぞれの劇団が使う劇場がどこなのかが送られてきた。

書類をよ~く見てみると、「Theatre de Variete」を使う国の名前に「Japon」が無い。


う~ん・・・・今回は残念ながら、前回使った劇場は使えないらしい。


その代わりに書いてあったのは、「Salle Garnier」の文字。


ん・・・・・コレって、どこの劇場だ?

っていうか、そもそも何て読むの?コレ。


と思いながらネットで検索していくと、こんな写真が出てきた。



モナコ公国モンテカルロ地区にそびえ立つ豪華な劇場


夜景にひときわ映える「Salle Garnier」


この建物について調べてみると、あのパリのオペラ座を設計したシャルル・ガルニエ氏が1879年にモナコ公国に建てたモノらしい。

劇場と同じ建物の中に国営の高級カジノも入ってるそうな。

2009年には、先日亡くなった市川團十郎と海老蔵父子もここで公演してる・・・・・。


ちなみに劇場の中は、こ~んな感じ。


ここで私たちがやるの?・・・・ホントに?


や、ヤバイ・・・・・とんでもない劇場で芝居やる事になっちゃったよ。

しかも演劇祭に招待された24カ国中、その劇場でやれるのは――

日本(劇団SAKURA前戦)  イギリス  イタリア

の3ヶ国のみ。

こりゃ下手なモノは絶対にお見せできないぞ・・・・・。

っていうか私たちだけで行くのは、正直言って勿体なくない?!



――というわけで、急遽「モナコに行きたいヒト、この指と~まれ!」的なオーディションをやろうと思います。

まことに申し訳ありませんが、ギャラは一切出せません。

っていうか逆に、モナコまでの往復の旅費とホテル代(合わせて20万前後)を出していただきます。

ただし、現地での食事は全部ついてますけど♪


上演する演目は――

新選組を題材にした「サンセット・ダイアリーズ(旧題:サンセット・シンドローム)」


劇中チャンバラがあるので、殺陣ができる人を優先してお連れします。


「え?・・・・・カネ取るの?しかも20万も?!」


と思う人は、オーディションに来てくださらなくて結構です。


だって20万ですよ?!

逆に20万ぽっちでモンテカルロのガルニエ劇場の舞台に立てて、おまけにモナコ観光までできるんですよ!
モナコGPのコースやモナコ王宮で遊びまくりですよっ?!

しかも、恐ろしいことに・・・・・・ウチの儲けは一切無しっ!!!(← ここが最重要ポイント)


つまり私たちは――、

やる気がある俳優さんたちと、楽しく有意義な海外公演がやりたい!!!

と思っているだけなんですっ。


この劇場に立てることの意味や価値を理解できる方だけ、ふるってオーディションにご参加ください♪

もちろん、出演者に選ばれた方は、この劇場の舞台に立つというコトをご自身の経歴として存分に活用してください!


ちなみに滞在日数は、5泊6日。

渡航期間は、2013年8月19日~28日(移動含む)。

当然のごとく、観光もします!(キッパリ)


オーディションの詳細が決まりましたら劇団ホームページで告知しますので、「我こそは!」と思う人は是非参加してくださいね!



2013年2月7日木曜日

ワタシの誕生日

今日はワタシの誕生日。

誕生日と言っても大して特別なことはなく、いつもの時間に目を覚まし、いつものように事務所に出勤。

「ああ・・・・また何事もなくワタシの誕生日が終わってしまう~(T-T)」と思いきや、池田建太がディナーに連れて行ってくれました♪

場所は、亀有駅南口から歩いてすぐの「ビストロ・ビスク」というフレンチのお店。

目立たない場所にある隠れ家的なお店☆

フレンチのお店なのにパスタやリゾットなども置いてあり、
気取ったフレンチレストランというより、気楽に入れる洋食屋さんといった感じ。

テーブルにキャンドルを置いてたりして雰囲気もなかなか素敵でした。

キャンドルが揺れる揺れる~♪

今日はせっかくの誕生日だし、どうせならリッチな気分で食事してみたい・・・・・。

財布はワタシのモンじゃないので、今回は遠慮なく3,800円のコースメニューを選びました。


コースメニューは――

1.オードブルの盛り合わせ

スモークサーモンや生ハムや和牛タタキが乗ってます

2.マッシュルームのスープ

マッシュルームの香りがするクリーミィなスープ☆

3.メインの魚料理

ヒラメとホタテと海老のソテー

4. メインの肉料理(ステーキとビーフシチューから選択)

常陸牛のステーキ☆ムチャクチャやわらかい!

5.デザートの盛り合わせ+コーヒーor紅茶



おまけにパンがおかわりできるので、コース全部を食べ終わった頃にはお腹いっぱい!

他のメンバーの誕生日に、ぜひまた来たいお店が見つかりました♪


   ◆ビストロ・ビスク(フレンチ/洋食)⇒詳細


次は誰の誕生日を口実にして食べに行こうかと、今から思案中。。。


味にも量にも満足して、ご機嫌で事務所に帰ってきたら・・・・・今度はナント劇団員がプレゼントを用意していてくれました!!!

伊藤園のお茶とお菓子の詰め合わせ♪

みかん風味の緑茶と抹茶チョコのセット☆

ワタシが好きなモノを知り尽くしている仲間だからこその絶妙なチョイス!

年を経るごとに自分の誕生日って嬉しくなくなるモンだけど、こんなにイイ思いできるなら何回でも誕生日を迎えたいと思うな~♪

みんな、いつもいつもありがとう!!!



2013年1月28日月曜日

工作してみた

部屋のカベに掛けている鏡。

某100円ショップで買ったせいか、かなり味気ないデザインなのがず~っと気になっていたワタシ。。。

ちなみに外枠の材質はボール紙。。。


なにせ鏡というモノは、女性にとっては一番重要なアイテム!

にもかかわらず、いい年こいたオンナの部屋の鏡が100円ショップで買った安っぽい鏡ってどうなの?!

かと言って新しく買い直すのも、なーんか勿体ない・・・・・。



そこで、今ある鏡を何とか可愛くデコレーションしてみようと思い立ち、これまた安~く材料を揃えてみた。

結局、布用ボンドが一番高かった(T-T)

まずはグリーンチェックのリボンを外枠にボンドで貼り付けていく。

意外とカンタンにくっつくのね。

次にその上からレースっぽいリボンを貼っていく。

レースがついて、ちょっと可愛くなったぞ♪


さらに最後のダメ押し!

布で出来たお花をくっつける~っ!!!

これが一番苦労したかも(^-^;)

布用ボンドを少しずつ乾かしながらの作業だったので、完成までに1時間かかってやっと完成!

ちょっとはマシになったかな?

初めて作ったので細かいトコの仕上がりは今ひとつだったけど、
飾った途端、部屋の雰囲気がちょっとオンナらしくなった気がするぅ♪(〃▽〃)エヘヘ


人の見た目もこのぐらいカンタンに変えられれば、ホント世話ないんだけどねぇ。